訪問看護を辞めたくなるときベスト3とそれでも続けられた理由

こんばんは、あすぴです。

「訪問看護の仕事に疲れた。」
「明日仕事に行きたくない。」
「訪問看護師辞めたい。」


夜になるとそんな考えが浮かんできませんか?
実はわたしもそうです。
訪問看護の仕事が大好きでこんなブログまでやっているのに、それでも辞めたいとまで思う夜があります
一生懸命やってもうまくいかない時には、「こんな仕事辞めてやる!!」なんて1人でヤケ酒して二日酔いで負のスパイラル…なんてときもありました。

じゃあなぜ、今も訪問看護の仕事を続けているのか。

それは、「誰かが必要としているから」です。

「自分を必要としてる人なんていない…。」と思った方もいるかもしれません。
訪問看護を辞めようと思ったとき、わたしもいつもそう思っていました。
そんな過去のわたしと同じように悩むあなたに、「辞めたい」を乗り越えた方法をお伝えします。

目次

訪問看護を辞めたくなる時ベスト3

訪問看護という仕事に足を踏み入れて4年目。
壁にぶつかり撃沈しながらも、なんとか自分の心のパーツを拾い集めてたどり着いた現在。
振り返ればこういうことがつらかったなぁと思います。

3位 書類業務が多すぎてキャパを超えたとき

新規のご依頼がどんどん入り、忙しく走り回る毎日。
もちろん訪問看護を必要とするご利用者様ですから体調はよくないことがほとんどです。
初回訪問に行き、ご利用者様との関わりや医師との情報共有で気を張っています。
訪問看護計画書の作成やケアマネへの連絡もいないといけないし…。
書類業務もどんどんたまってしまい、最終的にはキャパオーバー
月末の報告書も間に合わない!

あぁ、もう辞めたい。(白目)

と、全て投げ出したくなってしまいます。
仕事量過多による疲弊、訪問看護あるあるだと思います。
忙しい月は「嘘でしょ!?」ってくらい忙しいですからね。

そんなときの対処法としては、まず自分の抱える業務をタスクリストにまとめて優先順位をつけることをお勧めします。
締め切りのある業務もあるでしょうから、先に片付けるものから手をつけていきます。
先輩看護師がどのように業務をこなしているのか聞いてみるのも手だと思います。
1人で抱えすぎている場合もありますから、業務分担ができないか上司や管理者と相談してみるといいです。
とくに病院勤務から訪問看護に転職した場合、環境や業務に慣れるだけで大変です。
自分のキャパを周囲に知ってもらい、確実に業務をこなす方がはやく仕事にも慣れますし長く続けやすいと思います。
もちろん仕事ですから出来る限りの努力は必要です。
でも、「みんなやってるんだから、やれて当たり前!」みたいな職員の個別性を考慮しないステーションなら、早めに見切りをつけてもいいんじゃないでしょうか。
必ず自分に合ったステーションはありますよ。

2位 上司や同僚との人間関係がうまくいかなかったとき

訪問看護は育った畑の違う看護師の集合体ですから、考え方が違うことはよくあります。
意見がぶつかり合ってしまうこともあると思います。
わたしも周囲から指摘されたり、上司から叱られることもありました。
冷静になれずに言い返してしまって気まずくなったり、家に帰ってものすごく後悔してしまうことも。

そんなときには一度、物理的に距離を置くよう心がけています。
訪問看護は外に出て行く仕事なので、その点では訪問自体が気分転換になったりします
時間や物理的な距離を取ることで、冷静に考えられるようになり、相手の意見をもう一度受け止め直すことができました。
よくよく考えてみたら、実はお互い「ご利用者様をよりよくしたいと思って」「会社をよりよくしたいと考えて」いたことに気づくこともありました。
また、自分に疲れが溜まっていたり、他のことで心配事や不安があったりとぶつかり合った事柄ではなく他のことが影響していることもありましたね。
人間関係がうまくいかなかった根本を自己分析してみると、意外と素直になれました。

1位 ご利用者様の期待に応えられなかったとき

わたしが一番仕事を辞めたくなるのは、やはり望まれる結果を出せなかったときです。
例えば、自分の訪問時の言動によりご利用者様からクレームをいただいてしまったこと。
自分の知識不足でご利用者様に不安を与えてしまったこと。
挙げていくときりがないほど失敗談はありますが、こういう自分の至らなさが原因で起こした失敗の後は、「もう辞めよう、向いてないわ。」と思って落ち込みます。

そんなときには、あるご利用者様にいただいた言葉を思い出します。
あなたがいてくれるだけでいい

その方は少し前に亡くなりましたが、訪問看護を辞めたくなると必ずわたしの心の中に現れてこの言葉を思い出させるんですよね。

わたしはその言葉を噛み締め、自分の至らなかった点を見つめなおします。
やる気をもう一度奮い立たせ、振り返りをして勉強してご利用者様の家にいきます。
自分が至らなかったことを正直に謝罪し、今後の改善策を提示します。
もちろんそれだけで今まで通りの関係性に戻れるわけではありませんが、ご利用者様から信頼していただけるよう前向きに努力を続けていきます。


うまくいかないこともあるけど、自分を必要としてくれている人もいる
完璧な看護師ではないけど、誰かのオンリーワンの看護師には、なれている!
だからわたしは訪問看護師を辞めることを踏みとどまって、今ここに居ます。

「誰かのオンリーワン」ってなんだ?

これは訪問看護でなくても、看護師でなくても、どんな仕事でも言えることだと思います。
わたしは仕事を辞めたくなった時には、一度立ち止まって後ろを振り返るようにしています。

自分にしかできないことをできているか?

これは特殊な能力ではなく、知識や経験が誰よりもあるという話ではありません。
むしろ知識や経験は順位をつけたらナンバーワンしか勝ちません。
ここで言いたいのは、順位ではなく「自分を認める」ということです。


本当は自分にしかできないことをたくさんやっているのに、それを見つけて認めていないからつらくなって辞めたくなるんです。
自分の価値は上司が決めることではありません。
訪問看護を辞めたいと悩む方には、自分がオンリーワンである価値を見つけてほしいです。

職場の同僚を見回すと、みんな必ず「誰かのオンリーワン」なんですよ。
「誰か」というのはご利用者様だけでなく、ご家族や支援チームの関係者、そして自分の家族や大切な人です。
あなたにも必ず「誰かのオンリーワン」の価値があります。
そんなご自分を、大切にしてほしいなぁと思います。

今の職場を続けなくてもいいパターンもある

こんなに色々と前向きに熱弁してきましたが、辞めたくなっても同じ場所で訪問看護を続けているかというと、そうではありません。
自分に合った職場を見つけ、転職しました
コロコロ転職を繰り返すことは労力が要りますし、あまりお勧めはしません。
しかし、今の職場を続けなくてもいいパターンもあります。

1.パワハラ、セクハラがある職場
2.自分自身を大切にしてもらえていないと感じる職場
3.心身の不調をきたしている場合


今の職場を辞めたいと思っても無理して続けている方は、きっと周りの人へ気遣いができて自分を責めてしまう優しい方だと思います。
そういう方は、多くの人からオンリーワンの価値を認められているのにも関わらず自分や仕事に自信が持てないのではないでしょうか。
せっかくいい訪問看護師なのに、力を発揮できていない可能性が高いです。
どうぞ自分を活かす看護を大切に、在宅医療を楽しんでくださいね。

まとめ

仕事量が多すぎるときには優先順位をつけて、キャパオーバー前に助けを求める
人間関係がうまくいかないときには距離や時間を置き、原因を分析する
自分にしかできない看護を見つける
自分の価値を認める
でも、逃げ出してもいいときもある

訪問看護を辞めたくなって悩んでいるあなたに届きますように。

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この記事を書いた人

総合病院で病棟勤務後、出産を機に訪問看護に転職。
訪問看護初心者であり、子育て真っ盛りの1児の母でありながら管理者に就任。3年半の管理者生活を降任し、現在は訪問看護師として働きながら新たな訪問看護師の仲間を増やすため初心者ブロガーとしても活動中。
お酒とホームパーティが大好きな30代半ばの働くママ。

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